※これはうどんをすすり上げようとしているところです。
📸1997 - 🤘🔥🤘🔥富士天神山スキー場https://t.co/wQ61J4mKTx#キープオンフジロック#フジロック #fujirock pic.twitter.com/2HPwBDam9J— FUJI ROCK FESTIVAL (@fujirock_jp) August 12, 2020
📸1997 - 🤘🔥🤘🔥富士天神山スキー場https://t.co/wQ61J4mKTx#キープオンフジロック#フジロック #fujirock pic.twitter.com/2HPwBDam9J
※当時のメインステージ前。斜面になってて5列目くらいに行くとかなり苦しかったです。
※まだ捨てられずに持っている当時のリストバンド
※与論島での社員合宿 全社員の今までの人生におけるトピックを共有し充実した時間を過ごしました。
1977年香川県生まれ。
うどんが好きか?と聞かれれば、そこにうどん屋があるからとしか答えられません。
※これはうどんをすすり上げようとしているところです。
前職は音楽好きが高じてレコ屋で12年も働いてしまいました。音楽遍歴は、70年代パンクからはじまり、90年代オルタナティブロックからデトロイトテクノまで浴びました。今ではR&BやHip-Hop、レゲエも好き。最近はヒットチャートのいい曲を見つけるのが好きです。2022年のベストソングは、Steve Lacy「Bad Habit」。
無限には2016年入社し、ニュースメディアの編集・ライターなど色々やってから、2019年からは、会社のバックオフィス業務を行う経営企画室所属です。労務管理、社員旅行や歓迎会などのイベント手配業務からこのコーポレートサイトの管理など広報的な業務もやっています。社員インタビューやブログなども顔出してやってますので、読んでやってください。
のん兵衛ですぐ寝てしまうという経営企画室所属としてはありえない性質のため、かばんは肌身離さぬようにリュック一択。性格診断では「内向的」と出ましたが、会社のパーティーセクションという性格とは相反する担当も自負しているので、何らかの矛盾をかかえたまま全社員をパーティーの渦にぶちこんでいく所存です!
※当時のメインステージ前。斜面になってて5列目くらいに行くとかなり苦しかったです。
1997年7月、20歳直前の頃でした。
夏ですが、富士山のふもとは雨が降ると、とにかく寒いです。
会場へのシャトルバスが出ている河口湖駅に朝の7時前には着きました。しかし、どこがシャトルバスの最後尾かもわからない長蛇の列。すでに雨も降っていました。人生で一番待ったのがこの時です。ようやくバスに乗って会場に着いた時には、なんと15時すぎ!ライブはもちろん始まっていて、ザ・ハイロウズの音がバスを降りたところまで聞こえてきました。最初は興奮して憂さ晴らしとばかりにステージまでダッシュで行きましたが、一息ついて周りを見るとまるで地獄絵図!!
びしょびしょの毛布に包まり唇を紫色にして凍える人や、とにかく運営側に怒鳴りまくっている人、ケンカしてるカップル、1周回って泥んこになりながら楽しそうにしている人、上半身裸で踊っている人、死んだような目で行くあてもなくさまよう人など色んな人の極限状態を一気に見ました。共通しているのは、みんな靴の中までずぶ濡れで凍えていて、色々待たされまくって、既にかなり疲労しているということ。
自分は、とにかく暴れることしか思いつかず、ライブで暴れて体を温めては、演奏が終わると寒さで絶望する、の繰り返しでした。ステージ前の暴れる観客から湯気が立ち上りアーティストが見えなくなる現象は、フジロック1回目の名物として語られています。空腹でしたが、焼きそばを食べている人を見ると、一瞬で雨が入ってかけそばみたいになっていたので買うのをやめ、持ってきたビスケットのみで過ごしました。
台風が来るのは事前に分かっていたんですが、「まあ何とかなるか」と甘い考えで臨んでしまいました。野外でのフェスに慣れていない人がほとんどで、そういう人が多くいたみたいです。自分の持ち物は、リュックとコンビニで買ったレインコートのみ。防寒具などは一切なしの、ただの普段着でした。最終のライブが終わって、「テントも車もなく、ホテルもない人いますか?」とステージからアナウンス。「はーい」と声を返す行く当てもない人が、数百人いました。まるで難民です。自分も含めみんな自然をなめすぎていました。
ステージ前で2時間くらい待った後、徒歩で下山しました。バス乗り場では、動き出す満員のバスに「乗せろー!」と怒鳴りながらバスを蹴飛ばす人々を見ました。駅前のバスロータリーではこんなことは起こりません。まるでゾンビ映画のワンシーンみたいでした。
どれぐらい歩いたのか全くわかりません。ただ歩いていると体が温かくなって眠くなってきました。何度も立ったまま寝ては友人に起こされました。周りを見ると、自分と同じように立ったまま寝てる人が何人かいましたし、友人も立ったまま寝ていたので起こしては進みました。人間疲れ切ると立ったまま寝ることができることが分かりました。それが面白くて、「あいつも立ったまま寝とるわ」と、止まっている人を指さしながら下山しました。そうこうしているうちに、学校か何かの体育館に到着。床にブルーシートが敷かれていて、その上で寝かせてもらいました。数百人いたのに体育館は静まり返っていました。硬い床でもすぐ寝てしまいました。ステージ前で待っていた時は、「早く何とかしてくれよ」と思っていましたが、運営側はおそらく必死に避難場所を確保してくれたのだと思います。
翌朝、雨は上がり日が差していました。2日目の開催中止のアナウンスを聞き、残念な気持ちと少しほっとした気持ちがあったのを覚えています。
※まだ捨てられずに持っている当時のリストバンド
この時の体験は、自分の残りの人生にも影響してると思います。多少の過酷な環境でも楽しいことがあれば耐えられるのは、この時のおかげかもしれません。あと自然をなめたらダメってことを身をもって教わりましたね。
※与論島での社員合宿 全社員の今までの人生におけるトピックを共有し充実した時間を過ごしました。
あ、入社した皆さんには、まず最初に私からあれこれ説明させていただきますので、よろしくお願いします!