
2006年4月、当時28歳だった僕は、送客できた件数に応じて報酬がもらえる「アフィリエイト」という成果報酬型のビジネスで起業しました。
お金も人脈も経験もなく、収入も完全にゼロからのスタートだったため、当時28歳ではありましたが、恥ずかしながら親を説得して1年間だけ実家で起業させてもらう事にしました。どれだけ生活を切り詰めて節約をしても毎月貯金が減って行く状況の中、月間平均300時間以上働いていたことを鮮明に覚えています。
1年後、幸いにも月商が100万円を超え、やっと独り立ちが出来る状態になって一人暮らしを始めた時、暖かいお風呂に入れる事に感謝したのを今でも覚えています。もともと貧乏性なためかわかりませんが、今でも雨の日に屋根がある場所にいられること、暖かい布団で寝られることに感謝の気持ちがあります。
現代では当たり前と感じてしまうかもしれませんが、誰かが僕のために価値のあるサービスを提供してくれているおかげで僕はこの恩恵にあずかれるわけです。逆に言えば、自分がお金をいただくのであれば相手にとって必ず価値のあるサービスを提供しなければなりません。
この観点で、成果を出した時だけ報酬をいただくアフィリエイトというビジネスは自分の性に合っていたと思います。だから、もしかしたら「アフィリエイト」と聞くと、世間的にはまだ少し怪しいイメージが残っているかもしれませんが、僕はアフィリエイトという仕事で20年間生き残ってきた事を誇りに思っています。
アフィリエイトは新規客の成果しかカウントされないため、今でも会社にはストック型の売上はゼロ。大半が成果報酬での売上となっています。つまり、この20年間毎日ひたすら新規の送客、毎日日銭を稼いできたという事であり、これは20年間ずっと壮大な自転車操業をして来たと言っても過言ではないかもしれません。
例えるなら、後ろから落ちていく橋を20年間全力で走り続けてきたような感覚です。立ち止まったら落ちてしまうと知っているうちのメンバーたちは今も毎日必死で走っています。これは年商数十億規模の会社が取り組むビジネスとしては正しくないという側面もあるかもしれませんが、この超ハードな長年の日々が他社に負けない強い生命力や文化、人材を育んできたと思っています。
死に物狂いで働いて、やっと100万円だった月商は、今では数億円まで大きくなっています。毎日新規の送客での月間数億の売上というのは、非常に強力な集客力が無いと達成できません。
起業したころから考えると奇跡でしかないのですが、今の僕らのネット上の集客力は、クライアント企業を急拡大させたり、業界シェアトップに押し上げたりできるだけの影響力があります。アフィリエイトによって培われた集客力が、クライアントが驚くレベルの価値を生み出す事に繋がってくれたのです。
こういったことを長年続けた事によって、僕らは「当たり前の基準」がアップしてしまいました。
現在では提供するサービスで常に「相手が驚くレベル」を目指しており、そうならない仕事は僕らがやる仕事ではないと定義づけています。
それが、株式会社無限の社会に対しての誠意だと考えています。